ハノイ市


ハノイ

ハノイはベトナム社会主義共和国の北部に位置している同国の首都です。規模は南部のホーチミンに負けていますが、ベトナムでは第2の都市となっています。ベトナム戦争時にアメリカ軍による爆撃を受けたことがありますが、歴史的建造物や史跡が多く残っていることから、ホーチミン市がベトナム経済の中心地といわれているのに対して、ハノイはベトナムの政治・文化の中心地といわれています。
ハノイは漢字で書くと「城舗河内」や「河内」と記載されますが、これはかつてハノイが紅河とトーリック川に囲まれていたことに由来しています。


地理

ベトナム北部のハノイは、2008年にハタイ省とヴィンフック省メリン県などを吸収合併したことにより、それまでの面積
の約3.6倍になり人口は2倍になりました。現在、ハノイは10区18県1市社の合計29の行政区から構成されています。


歴史

ベトナムの歴史上、ハノイがベトナムにおいて欠かせない都市となったのは7世紀頃からだと言われています。時代は中国王朝『唐』が支配しており、その唐による南方支配の拠点になっていました。唐が衰退していくと重要性は低下していきました。その後、呉朝(ベトナム北部を支配した王朝)の時代にハノイ市ドンアン県に首都が置かれましたが、丁朝以降しばらくはニンビン省に都が移りました。
11世紀の李朝成立以降から、1802年に阮朝が成立しフエに都が移るまでの約800年もの間、都として繁栄しました。しかし、ハノイという名称になったのは1831年で、それまでは昇龍(タンロン)や東京(トンキン)、東都(ドンドー)など様々な名称で呼ばれてきました。
フランス植民地時代はフランス領インドシナの中心地となり、1940年から大日本帝国陸軍の仏印進駐により事実上の占領下になりました。1945年8月15日を機に占領状態は終了し、9月2日に北ベトナム(ベトナム民主共和国)がハノイで独立宣言をしました。
ベトナム戦争後、1976年に南北ベトナムが統一され、ベトナム社会主義共和国の首都になり現在に至っています。


交通

空港

ハノイ市の中心部から北へ45kmのところにノイバイ国際空港があり、日本への直行便が就航されています。

鉄道

<ベトナム国有鉄道>
南部の経済都市ホーチミンとを繋ぐ南北鉄道(統一鉄道)の起点駅となっているハノイ駅や、中国南寧とを結ぶ中越国際列車が発着するザーラム駅などがあります。
<ハノイ都市鉄道>
2015年に開通予定でしたが重なる延期で現在は2017年の半ばに開通予定となっています。

バス

2017年4月22日現在、唯一の公共交通機関です。


観光

ベトナム戦争時の戦火を免れた歴史的建造物や史跡が多く残っています。

旧市街

11世紀から19世紀にかけてハノイには都が置かれていました。そのため、ホアンキエム湖北側の地域が旧市街と呼ばれており、今もなお古い町並み続いています。

ホアンキエム湖

ハノイ市の中心部に位置している湖で、今は公園として整備されており市民の憩いの場となっています。

ホー・チ・ミン廟

ベトナム国民からベトナム建国の父として親しまれているホー・チ・ミン氏の遺体が納められています。

昇龍(タンロン)遺跡

2002年、国会議事堂の建設工事中に発見された、かつての王宮の遺跡群でユネスコの世界文化遺産に登録されています。


仕事情報

ハノイ市には多くの日系企業が進出していることもあり、日本人の現地採用者向けの求人募集があります。


ホテル情報

ハノイ市はベトナムの首都になります。ビジネスや観光での利用が可能なホテルがたくさんあります。
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