タイ(バンコク)の飲食店で働く方法

昨今の日本の飲食業界は縮小する一途だと聞きます。特に技術のある高齢の方は転職先が日本では見つからないと嘆いていると聞きます。そこで海外に視野を向けている人も多いようで、ラーメン屋の私にさえも海外で就職する方法の質問をいただくことがあります。正直、執筆依頼から質問をされるのは面倒なので、あえてこちらに書かせて頂きます。

海外の飲食店で働く場合、キッチンで働いたことがある人ほど転職先があります。その反面、サービススタッフは、ほとんど仕事がないと言って過言ではありません。しかし英語が話せたり、タイ語日常会話が出来たり、語学に関して長けていると、飲食店での経験が少なくても管理者として雇ってもらえることがあります。
経験者であっても、語学力が足りない場合は管理者として雇ってもらえる確率は一気に下がります。このことから、現在日本の飲食店で働いており、サービス(ホール)スタッフをしている場合はキッチンに入らせてもらい少しでも経験を積むことだと思います。すでに店長など管理をしている場合は英語力などを磨くことが良いです。

キッチンで働いている人の場合は、日本人の多くが日本食料理店で働くことになります。それは日本でいうところの昼定食屋、夜居酒屋みたいなお店だと思ってください。そのため、日本食と言っても割烹料理や寿司だけの経験よりも日本食(和食)全般の知識を持っている人の方が仕事が選べます。中には寿司専門店や割烹料理などもあるのですが、その場合はホテルで働いていたり料亭で働いていたり、技術と経験を問われることがあります。

前口上はこの辺にして本題に入ります。

タイ(バンコク)の飲食店で働く方法は、大きく分けて3つあります。

1つめは紹介です。紹介といっても人材紹介会社ではなく、知人などネットワークを広げて「転職したい」と色々な人に告げていると紹介してくれると思います。大体、知人から紹介されたオーナーは断りづらいということもあって、滅多なことがない限り採用されます。しかし、給料などに至っては交渉がしづらいので会う前に事前交渉がないと結構シビアになると思います。
2つめは求人情報サイトです。求人情報サイトは本来の給料よりも低く情報が掲載されていることがあるので交渉するようにしましょう。ただお金にうるさいと思われ働きづらくなることもあります。
3つめは人材紹介会社です。人材紹介会社は雇う側からすると手数料が高くリスクが高いこともあり経営サイドは率先して利用したくないんですが、働く側にとっては非常に融通が効くので良いと思います。給料交渉や入国やビザ取得の手続きなども手伝ってくれるので求職者の方へは一番オススメです。

日本人がバンコクの飲食店で働いているとよくあること

私は日本人でありながら未だにお店に立っています。
その理由は幾つかあるのですが、一番の理由は交友関係が広がるということが挙げられます。
なぜならお店にいると「日本人ですか?」と一人客として来られている方からは必ずと言っていいほど声をかけられます。
一人客の日本人の方の多くは、一時期は現地採用の方が多かったのですが、今は駐在の方が多くなっている印象があります。
ちなみに現地採用と呼ばれる人は、タイが好きでタイにやって来られタイで働いている人たちのことを言い、駐在の方とは日本で採用され出張(短期・長期)や海外赴任という形でタイで働かれている方の総称です。
私の主催しているコミュニティの一つである東南アジアイケ麺倶楽部には駐在員の方や現地採用の方、タイ人の方など色々な人たちがいるのも、お店があってこそだと考えています。
ただ飲食店と言ってもラーメン屋は、おしゃれなお店ではないので女性の単独でのお客様は少なく、女性だけの広がりはかなり少ないように思います。